旭川市にご当地グルメとして「ゲソ丼」がありますが、今回はゲソ丼が有名な『花ちゃん』と旭川に少しだけ触れていきます。
ゲソ丼のルーツ
「ゲソ丼」は、言葉の通りイカのゲソを揚げた物をご飯に乗せた丼です。
発祥は昭和56年頃、立ち食い蕎麦屋天勇さんが、姉妹店のお寿司屋さんで余ったゲソを天ぷらにして、丼にした事から始まったと言われています。
今では「ゲソ丼」を扱うお店も多くなり、旭川のご当地グルメとして定着しています。
『花ちゃん』の「ゲソ丼」はご主人につまみとして作っていたゲソ揚げを、お客さんの声で丼にした事が始まりだそうです。
どんなメニューがあるの?
ゲソ丼
まずは「ゲソ丼」ですね。3種類の味があり、しょうが、醤油、ネギ塩があります。
下のご飯が見えないほど乗せてくれているので、満足感はあると思います。
「ゲソ丼」が有名ではありますが、元はうどんのお店だったそうで、そば、ラーメン、カレーなどのメニューが揃っています。
それにしても目を見張るのは安さ!
ワンコインで食べられて100円足せば、うどんや蕎麦もセットでついてきます。このセットが1番人気らしいです。
お店の雰囲気も出て来る「ゲソ丼」もキングオブB級グルメですよ!
カレーラーメン
ありそうで中々見ないメニューのカレーラーメン。カレーのラーメンで馴染みがあるのはカップ麺の方が馴染みがありそうな気がします。
『花ちゃん』のカレーラーメンもかなり評判が良いですよ。
カツ丼や親子丼などもありますよ♪
店舗情報
【店舗名】花ちゃん
【住所】北海道旭川市神楽4条3-2-7 神楽中央ショッピングプラザ 1F
【TEL】090-3019-7896
【営業時間】11:00〜15:00
【定休日】日曜日
【駐車場】あり(店舗のビル裏)
旭川と言えば
旭川のご当地グルメで私が知らなかった、知ってたけど食べた事ない物をご紹介します。
ダブルスープと言われる旭川のラーメン
旭川は明治末期から昭和20年頃まで養豚が盛んで、廃棄していた骨を活用し、豚骨スープが生まれたと言われています。
豚骨の臭みを消し風味を加える為、昆布や煮干しなどを使い合わせ、現在の旭川ラーメンのダブルスープに繋がっています。
旭川の養豚業は、前後の食糧難の時代に新鮮な豚の内臓が手に入りやすかった為、それまで捨てていたホルモンに塩を振って食べる食文化が始まりました。
こうして生まれたものが⬇︎
ホルメン
豚のホルモンと旭川ダブルスープのラーメンが合わさったホルメンの誕生です。
旨味ばかり入っている旭川のラーメン!今すぐ行って食べたい!(^^;;
ホルモンがたっぷり入ったラーメン。これはホルモン好きにはタマランですばい。
新子焼き
これも前後の食糧難の中生まれたもので、タンパク質を摂取する為、作られたのが新子焼きと言われています。
当時は高価な食材で頻繁には食べられませんでしたが、市民のご馳走であり、これを食べて前後の復興を乗り越えたと言われています。
そんな新子焼きですが、若鶏の半身を丸ごと焼いているソウルフードです。
これも本当に美味しそうなグルメです!
新子焼きのぎんねこさんの記事はこちらからどうぞ!
まとめ
今回は「ゲソ丼」が有名な『花ちゃん』と旭川に少し触れてみました。
安価で食べれる『花ちゃん』の「ゲソ丼」は旭川の名物と言われるほどです。
そして旭川のご当地グルメに触れてみましたが、前後の食糧難や復興の活力源として生まれたグルメが、今でも旭川の文化として残っています。
とっても素敵な土地だなと感じました!
ではー。
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