unknown第7話が放送され、大きく話が進んだように思います。
私の過去の考察で、庭月聖夜犯人説、世々塚幸雄犯人説、闇原海造犯人説など、やってきましたがほぼパーフェクトに外れていたようです。申し訳ないです。
unknown連続考察ですが、ページが重たくなるので前半、後半に分けてブログを書いていこうと思います。前半のブログはこちらになります。
私的には面白い考察になっているのでよろしくお願いします。
第7話考察 犯人は妻?それとも夫?
7話終了時から色々考察していたのですが、この人!と特定するような考察がまだ出来ていません。
誰を犯人にして考えても、矛盾点がでてきてしまいます。
という事で、今回は私が見つけている伏線や考えている事を話していこうと思います。
皆さんも一緒に考察してみて下さい。
ここまでくると加賀美が犯人というのが自然な感じもしますが、8話予告で、”この真実は誰も予想できない展開へ”とかいてあり、私はこの言葉を信じ、加賀美以外の犯人を模索しながら、考察していこうと思います。
多分加賀美だろうなぁと思ってはいますが・・・
見分けがつかない伏線とミスリード
これまでのストーリーで、未解決であったり、大事そうなシーンだけどまだ回収されていないシーンや、気付いたことをまず紹介していきます。
皆さん覚えていますか?
うめぼし堂の火事騒動を。
この時誰かがうめぼし堂に入ってきて、梅ばあが不思議な表情をしていました。
まだあれが誰だったのかわかっていません。
その後わっしょいクリーニングで梅ばあが店番していた時に虎松と漣が事件について調べに来た時も、何か隠しているような表情を浮かべます。
7話終了時点で、彪牙、世々塚まで殺害され、未だにそこのシーンの謎が残されたままという事は、今後まだ重要になる情報を梅ばあが知っているのではないかと思っています。
梅ばあが連続殺人や彪牙、世々塚の犯人ではないと思いますが、まだ何かを握っていそうです。
闇原海造で気になる事があるのですが、大五郎が容疑者として捕まっていた時に伊織のニュースなどでも実名報道がされず、本来漏れるはずのない捜査情報をなぜ海造が知っていたのか?
更に今回の彪牙殺害でこころは正当防衛だったのでは?と、虎松とシュミレーションをした時も、何故スタンガンを使用したと思ったのか?
しかも海造は「何者かに裏庭に呼び出された」と予想し、「君のお父さんがスタンガンのような物で襲いかかった」と言っていて、シュミレーションの時に左肩にスタンガンを当てています。
こころの取り調べの時に凛が、彪牙にはスタンガンの後は無かった、アイスピックは胸に刺さっていて、首にも刺し傷が無くいつもと違ったのはなぜ?
とこころに聞いている事からも、彪牙の遺体にはスタンガンの跡は無かったハズです。そして、彪牙の遺体が海造の病院にあるので、遺体に跡があるのならば考えられますがそれもありませんでした。
勘が良いのかわかりませんが、ここが引っかかっています。
では海造が彪牙殺害の犯人だとすると、こころに罪を擦り付けてる事になり、闇原夫婦のこころに対する溺愛ぷりを見ていると、彪牙殺害は海造ではないと思うのですが、少し気になりませんか?
居酒屋どんぞこで源治と虎松が会話をしているところにも違和感がありました。
この時源治が「被害者のうちが裕福だったから強盗目的じゃないかとか」「妬みが原因じゃないかとか」と当時は色々言われていたと話していました。
その後虎松が「でも金を取った形跡はなくて動機はわかりませんでした」と続きます。
そして源治がモンスターペアレントの話をしてくれます。
彪牙に責任取れや金を払えと言って来たのが宗像さんだったという話をされます。
そして彪牙は殺害後虎松に「もう、大丈夫だよ」と優しく声をかけています。
最終的に家族をめちゃくちゃにしてやると脅しをかけられていたようなので、虎松を守るために犯行に及んだと予想されます。
これって十分な殺害動機のはずなんですよね。
20年越しに発覚するような話ではなく、この事は南十字や凛も知ってておかしくない話だと思います。
これだけ大きな事件で、詳細としてモンスターペアレントで騒いでいたら、警察の耳に入っているはずです。
それが今まで発覚していない事に違和感を感じました。
これらの違和感がある事で何かに繋がっていないかと考察中です。
世々塚の死
8話予告で世々塚は虎松に手紙を置いていってるようでした。
その内容が「一つだけ言えなかった事がある」と世々塚の声で出てきていました。
その横に闇原家にあったポテト血ップスが見えています。
その言えなかった事というのは、世々塚も吸血鬼だったという事実だと思います。
そして世々塚が何者かに電話をかけるシーンもありましたね。「結婚式の日に見たんですよ」「血まみれのレインコートを着て逃げ去る奴を」「一度二人で話せませんか」と話しています。
つまり世々塚はその人物と会って殺害されていると考えて良いと思うので、世々塚は犯人を知っていると思います。
そして落下して亡くなる直前に言ったセリフが「犯人は吸血鬼を狙っている」と言っていました。
ここで犯人の名前言ってほしかったとのツッコミは置いといて、このセリフでわかったことは、過去の連続殺人で殺された人達は、全員吸血鬼の可能性が出てきました。
となると、五十嵐まつりも吸血鬼という事になりますね。あくまで可能性として高いという話ですが。
世々塚幸雄、五十嵐まつりが吸血鬼だとして、だからこういうストーリーなのか!と関係する考察もまだ出来ていないのですが、更に疑問が増え、であれば五十嵐大五郎も吸血鬼なのかもしれないという事ですね。
そもそも、大五郎はまつりと血縁関係があるのかの疑問もあります。
今回彪牙殺害時の犯行予告の吸血鬼イラストは4体書いてあり、闇原家の4人だったと仮定するならば、まつり殺害の時も、子どもである大五郎と2体のイラストを書かれても良かったのでは無いか?
一度に4人を殺すつもりでイラストを書いたのかなど、吸血鬼のイラストが意味するものも正直まだわかりません。
本当に彪牙は悪い人間なのか?
彪牙は結婚式場に顔を出していて、名前のない祝儀袋の中に虎松に幸せになって欲しいと言う手紙が入っていた事からも、こころを殺すためにきたという事は考えにくく、こころが何者かに襲われそうになっていたところを助けて、代わりに刺されてしまった可能性も出てきました。そうなると連続殺人犯と彪牙殺害の犯人は同一犯の可能性もあります。
連続殺人犯は本来殺害しようとしたはずのこころに、なぜ罪を擦り付けようとしたのか?
という謎が新たに出てきてしまいます。
そして、世々塚の電話の相手が伊織の可能性があるんですよね。
世々塚が電話を切ったシーンの後すぐに、伊織が険しい顔をして電話を切るシーンがありました。
実際に話をしているシーンでは無いので、真相はわかりませんが、8話予告で、元報道記者である伊織は、密かに事件を調べていたとあり、この電話は事件を調べていて誰かに連絡を取っていたと考える事もできます。
世々塚が犯人は吸血鬼を狙っていると話していた事も踏まえ、他に吸血鬼がいたのか?とコンタクトを取っていた吸血鬼がいたのかどうか?と言うのも気になります。
他の吸血鬼の存在は、伊織と海造の結婚式に来ていた親戚一同や、血液を流通させている献血センターのドンなどが居るはずですよね。
商店街の人物だけでも半分は吸血鬼なのではないか?ぐらいの吸血鬼人口になってました。
現段階でドラマ内に出てきていない情報があり、それが原因で吸血鬼を恨む人物の犯行と言う様な流れになる事もあり得ない話ではないですよね。
予告に出てきている、『吸血鬼がやってきた』という手書きの絵本?これは誰が書いたものなのか?と考えだしたらキリがありません。
全くもって、情報整理が追いつきませんが、ここまでの話をまとめてみて、連続殺人犯の可能性がある人物を次の動画でまとめていきたいと思います。
考えすぎて頭の中が『アンノウン』になってしまっている、えーみでした。
今回の考察は以上ですが、YouTubeで動画も出しているので、そちらもよろしくお願いします。
第7話考察:続 世々塚殺害から考える犯人とは?
7話の最後で世々塚が殺害され、犯人の本命と思われた人物が亡くなった事になります。
世々塚は亡くなる最後に「犯人は吸血鬼を狙っている」と言う言葉を残しています。
詳細については前回考察で紹介していますが、世々塚は吸血鬼では無いか?という事が8話予告からわかってきています。
虎松は、こころが吸血鬼という事を知った時に、吸血鬼の存在を知りませんでした。
2話、3話あたりでこころに「そういうキャラでいきたいってこと?」などと言い、婚約解消の危機になってるくらいなので、吸血鬼の存在自体を考えた事がないレベルだと思います。吸血鬼に対する理解はこころと一緒になってから生まれたものです。
20年前に世々塚が虎松を引き取り一緒に生活していますが、世々塚が吸血鬼であれば、20年前にも吸血鬼と一緒に生活をしていたことになります。
その時は吸血鬼に対する知識も、そしてイメージも湧かない位なので、よほど世々塚が上手に吸血鬼であることを隠していたという事になります。
そこが少しひっかかっているのですが、8話予告で世々塚が手紙で残している内容の秘密は世々塚は吸血鬼だったという内容であったと仮定し、そこから事件を見ていこうと思います。
吸血鬼の世々塚を殺せるのか?
今回の犯人像を考えたときに、狙われているのが本当に吸血鬼であれば、”怪力”な吸血鬼を倒せる人物でなければなりません。
吸血鬼が怪力である事は、うめぼし堂の火事でこころが虎松を助けた時に判明しています。そこ以外の場面でも、ところどころ怪力である事が確認できています。
敵対するのが怪力である吸血鬼と考えた時に、犯人が人間であれば力の差は否めませんが、こころが襲われた時はスタンガンを当てられ気絶をしています。
どんなに怪力だったとしても、気絶をしてしまえば力が無効化されるので、犯人が、人である事も考えられますが、今回世々塚は屋上から転落死しています。
しかも落ちた時にはまだ意識があります。
世々塚は警察官であり、身長は176cm、体重はどう見てもそこそこあり、登場人物の中ではかなり強い方だと思います。
とても鍛えられている力のある人間か、条件が同じである吸血鬼という事になります。
ここからは、まつり、世々塚を含む連続殺人の犯人は同一犯と仮定し、吸血鬼ではない人物、連続殺人にアリバイがある人物を特定していこうと思います。
吸血鬼の可能性が消えてる人物について
梅ばぁは「どんぞこ」でスタミナ定食を食べてました。
スタミナ定食に入っているニンニクで、近くにいたこころは気分が悪くなっています。
なので梅ばぁは吸血鬼ではないと言えそうです。
ただ、梅ばぁに関しては、吸血鬼では無いと思いますが、火事の件でもまだ真相を語っていないので何かを隠している事は間違いないと思います。
刑事の南十字はこころの取り調べで、凛が出前を頼もうとした際に”ガパオライス”を注文しようとしています。ガパオライスにはニンニクが入っていますね。
実際に食べている描写はありませんが、いつも食べている可能性が無いと注文しませんよね。
それと南十字は家族と買い物をしている時、ペットの犬を散歩させていましたが、犬の力に負けているシーンもあり、吸血鬼にしては弱いので、吸血鬼候補から外れたように思います。
この2人は吸血鬼ではないと考え、まつり、世々塚含む連続殺人は不可能と考えます。
加賀美は2話でガーリックチキンコロッケを口には入れていませんが、他のコロッケとともに購入していました。ただ食べていない状況と、もしかしたらこころの為に用意したものである可能性があり、完全に除外はできなかったのでそのまま容疑者として残しておきます。
連続殺人でアリバイが成立してる人物について
後の人物は食べている描写も無いのでここからは、アリバイについても含め考えていこうと思います。
世々塚殺害時のアリバイがある人を見ていくと、暁凛はジムでアルティメットコースを選んでおり、力は強い可能性がありますが、世々塚殺害を考えた時に、直前まで虎松とカフェで会話をしていた為、容疑者からは外れます。
同じ理由で、虎松とこころも外れます。
それ以外の人物に世々塚殺害時のアリバイはないと思います。
まつり殺害時のアリバイがあるのは、虎松、漣、大五郎の3人で、大五郎が釈放されてから自宅に戻るまでの時間を一緒に過しており、殺害時刻も3人で行動していたので容疑者からは外れます。
どんぞこにいたメンバーは、一見アリバイがあるように感じますが、何時から「どんぞこ」にいたのか?途中に姿が消えた可能性も含め不明としておこうと思います。
絞られた6人は?
殺害された人物を白と考えると残っている人物は、闇原海造、闇原伊織、加賀美圭介、曽我眞一、庭月源治、庭月聖夜の6人となりました。
ここからは私の感想予想も含め、可能性が薄そうな人物から消していきます。
まず曽我眞一です。
週刊熱波の編集長ですね。
オカルト大好きな人物なので、私は友達になれそうな曽我ですが、これまであまりにも曽我についての話がなく、ここから曽我を犯人にするには「はぁ?」と思えるような無理やりなストーリーがないと面白くならないのではないかと思っているので、容疑者から外していきます。
次は闇原伊織です。
8話予告で世々塚の電話の相手が伊織のような予告がありましたが、あれは予告にありがちなミスリードを誘う手だと思っています。
連続殺人は夜8時頃や夜11時頃起きているのですが、伊織は月曜から金曜の9時から10時までニュース番組のキャスターをやっていて、その仕事の1時間前後では予告殺害は難しいと判断して容疑者から外します。
残りは4人。
しかしこの先は完全に外すことは出来ませんでした。
その理由を紹介します。
私の前回考察で紹介していますが、闇原海造は知り得ない情報を知っている事が多いという事。虎松とシュミレーションする時も何故か「スタンガンのような物で」とスタンガンを使用したと思ったのか?
彪牙の遺体にはスタンガンの後もなかったのに、まるで連続殺人がスタンガンを当てた後に刺し殺しているのが分かっているかもと思わせるシーンでした。
ただ、テラサで放送されているスピンオフの物語を見ていると、家族の愛の深さを感じる事が出来、人柄的にも犯人ではないと勝手な予想をし、今回は容疑者から外れてもらいます。
残り3人は、加賀美圭介、庭月源治、庭月聖夜です。
次は加賀美について考えていきます。
単純に一番怪しい人物である事に間違いはないですね。
今までもロクなアリバイもなかったり、近そうで少し離れた位置にいたり、何かを隠してそうな梅ばぁと何気に親密だったり、ドラマ内での立ち位置を考えても、十分ラスボス感があると思っています。
8話予告でおそらくこころが廃校している学校へ行くところからも、同級生である加賀美は関係があるものと思える為、連続殺人の犯人の可能性が一番高い人物であることは間違いないと思っています。
連続殺人から彪牙殺害まで同一犯として、加賀美を犯人とすると1つだけ気になる事があります。
そもそも加賀美は犯行が可能なのか?
それは、血塗られたウエディングのシーンです。
彪牙殺害の時の状況を考えていきましょう。
まずこころが何者かに裏庭に呼び出されます。
そしてスタンガンを当てられ気絶し、この時に何らかで彪牙が死亡。
その後犯人は逃走するのですが、その後ろ姿を世々塚が確認しています。
その後、漣、加賀美、世々塚、虎松が集まってくるシーンに切り替わったと思っています。
今回の考察は連続殺人犯の考察なので、彪牙殺害は別の犯人の可能性もありますが、このシーンの時に加賀美は裏庭に立っている人物の一人なんですよね。
現場から走って逃げ、世々塚に後ろ姿を見られ、現場に戻る事が出来るのか?と考えています。
連続殺人と彪牙殺害が同一犯かどうかもわかりませんが、まだどうしてもこの彪牙殺害シーンで加賀美を黒にする事が私の考察では出来ませんでした。
となると残りは庭月源治、庭月聖夜となります。
という事で残ったこの居酒屋どんぞこの2人がどう事件に関係しているのか次回動画で考察していこうと思います。
彪牙殺害シーンのロケ地である、音楽と森の美術館まで行こうか悩んでる
えーみでした。
今回の考察は以上になりますが、YouTubeチャンネルでも配信しているので、興味がある方はそちらもよろしくお願いします。
第7話考察 庭月源治 庭月聖夜
アンノウンの犯人考察に振り回され過ぎて、何故かコロッケに拒絶反応が出てしまいました!
今回の犯人考察は、考察というより、私の想像や仮説に基づいて考えた内容になっています。
そもそも、ドラマタイトルにもなっているアンノウンという言葉ですが”知られていないこと、未知の”という意味で、内容的にも秘密を抱えた夫婦の話だと思っていたので何の違和感も抱いていませんでした。
しかし、今回は真犯人にたどり付くために、きっとすべての事に意味があるのだと、色んなものを疑いながら考えてみる事にしてみました。
ロゴとして見たときに、unknown の unの部分は赤色、knownは白色で文字が表示されているので、分けて考えてみました。
接頭辞〔un-〕はその意味・性質として、「無(存在しない)、不(打消し)」を表します。
Knownは既に知っていることを意味するので、この場合のunknownは
「知っている事を、無かったことにする。」
という風に考える事が出来るなと思い、既にわかっていたはずの事を無かったことにして私に違和感を与えまくりな、前回考察で最終犯人候補になった庭月源治と庭月聖夜について予想考察をしていこうと思います。
私はどうしても気になっている事があります。
それは、源治が何故今頃になって宗像一家殺害事件の動機を虎松に伝えたのかについてです。
この事件は20年前の事件だけれども、未解決事件として凛が未だに追っているような事件です。
高校教師をしていた時の同僚であれば、参考人として事情聴取の対象者となり得るので、警察から思い当たることは?など事件について聞かれていたはずです。
しかし、虎松に話したように、「宗像さんの父が、モンスターペアレントである」というような話が出てきていたのであれば、当時確実に動機として警察がそのことを知っていたはずですし、調書にも載せている内容だと思います。
虎松が事件についての詳細や動機についても調べていた事は、物取りの犯行ではなかったなどの情報は知っている事からもわかっているので、当時この情報は誰も知りえなかった事になります。
そして、虎松の記憶で彪牙は殺害後に「もう、大丈夫だよ」という言葉を虎松にかけている事からも、宗像さん一家の殺害事件の動機としては、十分に信憑性が出て来ました。
ではなぜ隠す必要があったのか?
真相がバレることに対して都合が悪い人物がいるのではないか?
そして、この内容を隠していたのは、複数人の可能性も視野に入れて考えてみました。
源治が当時そのことを隠そうとした理由として、現在聖夜とパートナーとして一緒にいますが、当時の高校の教え子である宗像和磨に好意を抱いていて、その事が父親にバレ脅迫を受けていたのではないか?
その相談を彪牙に持ち掛けたが、相談の内容を自分が和磨に好意を抱いているからではなく、サッカー部で怪我をした事にすり替え、宗像さんが狙っているのは彪牙とその家族である虎松であると伝えたのではないか?
宗像さん一家殺害の動機については家族を守る為と言う事がわかってきたのですが、そもそも本当に彪牙は宗像さん一家の殺害をしたのか?について、一つ仮説として考えてみました。
実は宗像さん一家を源治が殺害したが、源治は、彪牙に実は虎松が一家を殺害したと伝え、偽装した方が良いとアドバイスされ、彪牙は勘違いし、代わりに罪を被るためにナイフを持ち殺害したふりをしたのではないか?というようなことも考えてみましたが、そうなると逃げる必要が無くなります。
むしろ自分が罪を被り服役をすれば、それ以上他の人が罪に問われる事は無いので捕まった方が良くなります。
そうなると、やはり殺害そのものは家族の為に、彪牙が行っていたのではないかと思います。
そして、20年もどこに行っていたのか?隠れていたのはなぜか?と言う事に関しては謎のままです。
ここまでは20年前の動機について考えてみましたが、連続殺人の動機についても併せて考えていきたいと思います。
源治がどの教科の教師だったのか?についての言及はありませんでした。
宗像さん一家殺害事件の2年後には聖夜と知り合っており、聖夜は放課後に源治に質問をしていたと言っていて、20年前の事件がおきた段階で、既にそういう嗜好があってもおかしくはないと思います。
源治が吸血鬼かどうか?に関しての情報はありませんが、実は美術教師ではないのか?と考えていてそうなると、吸血鬼の落書き問題まで一気に解決されるなと思っているのですが、流石に贅沢ですね。
吸血鬼を狙った犯行動機について、仮説を立ててみました。
源治は宗像家長男の和磨から、実は父親以外が吸血鬼で人間である父親が、血を飲む母や自分達を罵るようになり、自分が吸血鬼である事が嫌だ。
なぜ自分は吸血鬼なのか?吸血鬼というだけで、他の人と同じ様に生活をできないこともあり、吸血鬼なんてこの世から消えてなくなればいいんだ。
という自分が吸血鬼である事への罪悪感に悩まされていたという相談を受けていた。
一家が殺害された後も、その人が吸血鬼と分かった人物は、皆一律に吸血鬼であることに悩んでいると思い込み殺害をしていっているのではないか?
というかなりのこじつけ感あふれる考察をしてみました。
そして、今回こころに罪を擦り付けようとした結婚式場での事件に焦点を当てて考えていきたいと思います。
こころが襲われ、彪牙が殺害された結婚式当日は結婚式が19時から、披露宴が20時からの予定で、こころが呼び出された時間は19時37分です。
虎松が本当にこころにメッセージを送っていないとするならば、こころを呼び出した時間は19時37分だったため、その時間に虎松と一緒にいて、虎松の携帯からこころにメッセージが送れるような相手となりますが、どんぞこメンバーである源治であれば虎松の控室に入る事はたやすいと思います。
彪牙の殺害は、アイスピックによる刺し傷が原因でしたが、今までの連続殺人とは違っていました。
今までの被害者は首筋に2箇所の刺し傷があり、全身の血が抜かれていて、死因は失血死でした。
彪牙の傷は胸で、首筋の傷はありません。死因は同じく失血死ですが、血を抜かれた訳でもありませんでした。
本来ならば、この日スタンガンで気を失ったこころが殺害される流れだったと思います。
しかし、彪牙はこころが襲われた所を目撃してしまい、助けに入ったところを刺されてしまったのでは無いか?と予想しています。
予想外の人物を刺してしまった犯人は、こころに罪を着せ逃げたと考えるのが自然のように感じますが、後から犯人の物である、血の付いたレインコートがわっしょいクリーニングに持ち込まれた事で、こころ以外に真犯人がいると判明し、結果的にこころを助る事に繋がっている事から、実際は咄嗟に逃げてしまったのではないかと思います。
そして、本当にこころを殺すつもりだったのか?殺害予告とされていた、4体書かれていた吸血鬼のイラストもあり闇原家を狙ったものとするのであれば、本当に狙っていたのはこころでは無かった可能性もあるように思えます。
源治は意図せず彪牙を殺害して、その場から逃走しました。
たまたま手元にアイスピックがあった為、思わず持ってしまったこころが犯人として疑われ、逮捕されたのではないでしょうか?
世々塚は彪牙殺害の犯人と思われる血まみれのコートを着た人物を見ています。
警察官という立場の世々塚が、殺害現場ですぐに見たことを、警察本部に報告しなかったのは、見た人物が身内だったからなのではないかと考えていて、この彪牙殺害後逃げた人物に電話をかけていますが、その相手が、源治だったと思っています。
この電話で、源治の様子がおかしいと疑った聖夜が犯行に気付き、血まみれのレインコートをわっしょいクリーニングに持ち込んで、せめて源治がこれ以上罪を重ねない様に止めようとしたのではないでしょうか?
話をするために源治が世々塚を呼び出したが、様子がおかしい事に気付いた聖夜が一緒について行き、殺害予告の吸血鬼の落書きも屋上から出てきている事から、本来ならスタンガンで意識を亡くさせ血液を抜き失血死させるいつもと同じ犯行方法にする予定だっと思いますが、聖夜もついてきてしまった事で世々塚と話をたのではないでしょうか。吸血鬼を狙った犯行であったことなどの真相を話したが、世々塚ともみ合いになり、止めに入った聖夜も一緒に世々塚を屋上から転落させてしまったと考えています。
落ちて亡くなる直前に「吸血鬼を狙っている」という事は伝えたが、犯人の名前を言わなかったのは相手が自分が良くしてもらっていた、源治と聖夜だったからなのではないでしょ
犯人考察というには根拠がすくないですが、現在犯人の可能性が残っている庭月源治・聖夜をベースに考えた場合の予想をしていきました。
どんなに世論が、犯人は加賀美だと言っても、あの男前で優しさ全開の加賀美を犯人になんて絶対しないと心に誓うえーみでした。
おまけ
アンノウンでのこころの喋り方が、九州の方言に聞こえるのですが、なん?とか、しらん。とか気になってたまらないんです。
実はアンノウンが安納芋の安納だったりしないですよねw
勝手に関東の話だと思っているので、なんでこころだけが方言を喋っているのか気になって夜しか眠れません。
今回の考察は以上ですが、YouTubeで動画も出しているのでそちらもよろしくお願いします。
第8話考察 吸血鬼の正体 梅ばぁと加賀美の関係は?
アンノウン第8話が放送され、加賀美が豹変してしまい、心が折れかけのえーみです。
もう、男なんて信じられない!
前回考察では、源治犯人説を唱えていましたが、あまりに堂々と外してしまい、申し訳ありませんでした。エヘ
プロデューサーがインタビューで、全ては愛にかかわっていると言っていて、さすがに源治じゃ厳しいか・・・というわけで、8話で判明した犯人は加賀美でした。
世々塚もやはりスタンガンを当てられていたという事で、怪力でなくても、2人掛かりでなくても落とせてしまいました。
逃げるこころ 伊織のもとへ
世々塚殺害現場で、本来逃げる必要がないこころが現場から逃げたことが謎ですが、逃げてしまったことで、更に危険に晒されてしまいます。
吸血鬼が狙われていると言われていたことに動揺して、警察に吸血鬼であることがバレるのを恐れたということだと思います。
そして逃げているこころの前に、加賀美がタイミング良く出てき過ぎて、もう、この辺りで加賀美が犯人なんだろうなと思わせられるくらい怪しさはMAXでしたね。
こころへ伊織から連絡があり、一旦闇原家へ向かいます。
世々塚の電話の相手が伊織であった事や、吸血鬼が狙われた事件であった事が判明しました。
加賀美は闇原邸の前で待っている時に梅ばぁに食べ物を頼んでおり、梅ばぁイーツとして配達してもらっています。
この時もどんぞこのコロッケを届けてくれていたのですが、コロッケの袋にわざわざ名前の記載がありました。
最初は加賀美が犯人の場合に、嫌がらせとしてニンニク入りをわざと準備させたのか?などと思っていたのですが、それであればこころは持っているだけで気付いてしまいますし、あまり意味がありません。
しかし、このコロッケの袋の名前が重要な伏線になっていました。
加賀美がいた児童養護施設へ 加賀美の秘密
殺されるかもしれないのに、わざわざ自分から人のいないところに連れて行ってくれと言ってしまう、こころの危機管理能力の無さは置いておいて、このあと加賀美が幼少期を過ごした施設に向かいます。
加賀美の両親が亡くなって子どもの頃に来てから高校卒業までいたと言う、児童養護施設のまほろば太陽園です。
施設そのものはすでに閉園しています。
加賀美の犯行動機についてですが、この施設で読んでいた『吸血鬼がやってくる』と言う絵本にヒントがあるようでした。
『悪い吸血鬼が街に降りてきて、子どもをどんどんさらって食べる話、怖かったなあ、吸血鬼はいるってみんな信じてた』
と言う加賀美のセリフから、少なくとも加賀美が抱いている吸血鬼に対するイメージは、子供をさらって食べる悪いやつと言う事ですよね。
ここで、加賀美が吸血鬼を憎んでいる理由について仮説をたててみました。
この施設に入るきっかけとなった両親の死が吸血鬼の犯行によるものだった。
加賀美とこころが施設を訪れたときに加賀美は「両親が死んでから」と話しています。
これは事件とも、事故とも話しておらず、しかも何歳の時と言う言及もしていない事から、かなり幼い頃ではないかと思います。
以前に母親が作ってくれたコロッケが好きだったと話していたことからも、母親との思い出が残っていて、先ほどの絵本を信じる位の年齢なので、おそらく小学校の就学前の5〜6歳ごろなのでは無いか?と考えています。
現在加賀美は30歳ですので24~5年前という事になります。
実は加賀美の両親は血液目的の為に殺されたのでは無いか?そして連続殺人事件はそもそも両親が殺された事件の模倣なのではないか?という物です。
その理由はネット通販などが盛んな現代であれば血液の入手も簡単だと思いますが、ネットが普及し始めたばかりの当時であれば、まだ直接的に血液を売買している所もあったのではないか?と考えられます。
加賀美は吸血鬼から見た人間は食料だと言い張っている事を考えると、その当時の血液売買を目の当たりにした可能性があると思います。
スピンオフで学生時代の闇原海造と伊織が出会った時に、献血センターでバイトをしていた理由も余った血液を分けてもらえるからと話しており、正規ルートでの血液販売はあったが、やはり闇で取引されている物と言うのがあったのではないでしょうか?
そんな売買目的で血液を抜かれ、両親が殺されたから、必要以上に吸血鬼を恨んでいた。
そして、ここでもう一つ気になっている事が有ります。
梅ばぁと加賀美の関係です。
梅ばぁと加賀美の関係は?
最初は施設の関係者、園長や従業員ではないか?という事も考えたのですが、うめぼし堂の外観をみても、かなり古くからある駄菓子屋に見え、出来てから10年そこらの建物とは思いにくいことと、以前犯人考察の事情聴取動画に出てきていた時は、この街は庭みたいなもの、揉め事が起きたら全て耳に入ってくると話していて、そんな話が来るくらいですから、春陽町に昔からこの駄菓子屋をしていたと思います。あと、加賀美がいたまほろば太陽園は豊丘区高原で春陽町では無い事からも施設で働いていたと考えるのは難しいと思い、候補からはずしました。
そして、可能性を考えたときに梅ばぁが加賀美の祖母なのでは無いか?と疑念を抱きました。
一話目でうめぼし堂が火事になる前に、梅ばぁは天涯孤独と虎松に話していましたが、加賀美とのやり取りを見ていると、他人と言うには近すぎる気がしています。そしてこの天涯孤独という言葉には身寄りがひとりもなく、ひとりぼっちであるさま。また、故郷を遠く離れて、ひとりぼっちで暮らすさま。と言う意味もありこの時はまだ加賀美が孫である事にも気付いていなかった可能性があります。
自宅にコロッケを届けてあげたり、それこそ今回の梅ばぁイーツとしてコロッケを届けたりと、年齢的にも本来なら無理をして直接届ける必要も無いでしょうし、「何であたしが届けなきゃいけないんだよ」っと突っぱねる方の人なのでは?と思います。
あえて加賀美の我儘を聞いてあげている、と言う風な印象を受けます。
そして、いつも何かを隠している、かばっている?ような表情をすることが多く、梅ばぁが何か知っている事は間違いないでしょう。
天涯孤独と言っている割に加賀美との距離が近い事からも本当は過去に結婚して子どもがいてもおかしくないのでは無いか?それが、加賀美の母親では無いか?思っています。
そして、梅ばぁの子が加賀美の母親で理由までは分かりませんが、親子の縁を切ると駆け落ちのように出て行って音信不通になっていたのではないでしょうか?
死んだことの連絡すら来ていなかったことも考えられますし、来ていたが子どもが一人居たが引き取る事が出来なかったと言うような事情を隠していた可能性もあるなと思っています。
火事の時にうめぼし堂に来たのが加賀美で、その時に加賀美の素性を知り、自分の孫である事に気が付いたのでは無いかと考えています。
梅ばぁが伊織に暴行
最終回予告では、梅ばぁが、伊織に暴行を加え逮捕されます。
そして、全ての事件は自分が吸血鬼を狙った犯行だと自供します。
この事からも、犯人が加賀美と分かっていて、自分が代わりに罪を被ろうとしている事は間違いないと思います。
梅ばぁは闇原家が吸血鬼という事もわかっているようですね。
そしてもう一つ、加賀美を守るために梅ばぁが行ったことがあります。
重要な伏線になっていると話した、梅ばぁイーツのコロッケの件です。
まほろば太陽園で、加賀美がこころを殺そうとした時に血を吹いて倒れました。
加賀美は普通の人間で、特に持病があると言った描写もない成人男性です。いきなり吐血し倒れると言う事がおかしいと思っていて、実は毒を盛られていたのでは無いか?
という考えに行きつきました。
毒が盛られているとしたら、直前に食べていたコロッケですよね。
このコロッケはどんぞこのコロッケで、二人分のコロッケを準備したと源治も言っているので、いつも食べているどんぞこのコロッケであることは、間違いありません。
毒を盛る事が出来る人物は実際に作った源治とお店から運んだ梅ばぁの二人になります。
これまでに加賀美が食べていたコロッケの袋に中身の味を書いている事がありましたが、名前を書いているのは見たことがありませんでした。
中身が同じであればわざわざ袋に名前を書く必要はありません。
そして最初に話したように、こころに嫌がらせをするためにニンニク入りのコロッケを頼んでいたのであれば、こころはニンニクの匂いにも敏感で気分が悪くなるので、すぐに気づいていると思います。
そうなるとわざわざ名前を書いた理由は、毒を盛ったコロッケを加賀美に食べさせる為だったのではないでしょうか?
そして、この毒についてですが、加賀美の部屋にスズランが育てられていました。
スズランには、コンバラトキシンやコンバロシドと言われる有毒物質が含まれていて、嘔吐や頭痛、めまい、血圧低下、心臓麻痺などを引き起こします。ほとんどの症状は、1時間以内に発症し、最悪の場合は死に至ることもある危険な花です。
致死量は、体重1kgあたり0.3mgで、青酸カリの約15倍だそうです。
そんな危険な物を持っていたことにも驚愕ですが、このスズランは花粉だけでも毒性があり、コロッケにスズランの花粉をつけて渡したのでは無いか?と考えています。
最初から殺すつもりであれば、抽出した毒を直接コロッケに混入しなければならず、作った人しか犯行の可能性がありませんが、今回の目的はあくまで事件を未然に止めたかったからと考えるとスズランを触った手でコロッケに触るだけでも嘔吐や下痢を引き起こすくらいの効果があります。
最終回予告で加賀美は、死ぬどころか警察にも捕まって居ないことから、コロッケに毒をもったのは源治ではなく、梅ばぁで、殺す事が目的ではなく、罪を重ねないで欲しいと言う家族愛だったのではないでしょうか?
この物語が全て愛のためと言うのであれば、加賀美が吸血鬼を狙う理由は殺された愛する両親の為、そして梅ばあが加賀美を守るのは愛する孫のため。
彪牙が死んだのも、愛する息子が愛した人を守るため。という家族の愛が生んだ悲しい物語なのかもしれないと、切ない気分になってしまっているえーみでした。
今回の考察は以上ですがYouTubeで動画も出しているのでそちらもよろしくお願いします。
第9話最終回感想・考察 全ての真相が明かされる!
アンノウンの最終回が放送され、教場0の日中弓以来の本気ツッコミを入れてしまったえーみです。
最終回の感想に行きたいと思いますが、本当にすみません。回収されなかった伏線が多すぎる事が気になっているので、今回は忖度なしで本気で感想を伝えたいと思います。
毒の成分
犯人は加賀美で間違いなかったわけですが、連続殺人の動機は、両親を殺した犯人が吸血鬼であると、当時施設の職員であった梅ばあが加賀美に嘘をつき、それを信じた加賀美が吸血鬼を恨み、殺害に及んでいました。
しかし、両親が死んだ本当の理由は、子どもの加賀美が何も知らずに、すずらんの花を刻んだ物を両親の紅茶に入れた為、毒で亡くなったとの事でした。
スズランの毒性は水に溶ける性質がある為、紅茶を飲んだ両親が生き残る可能性はほぼなかったと思います。
5歳位の子どもに両親を殺したのはあなたですよ!とは、言えないですし、もちろん罪には問えません。
ちなみに、梅ばあがコロッケに混入したのは、スズランではなく、アジ化ナトリウムでした。
アジ化ナトリウムは、毒物及び劇物取締法で、毒物に指定されているので、購入するには身分証明書が必要になるはずです。
アジ化ナトリウムを購入するよりも、加賀美の事をちゃんと止める為には、警察に行った方が良かったのでは?と思いました。
毒殺を選択したのは、梅ばぁの加賀美に対する優しさもありますが、自分自身の罪に対してもどうしたらいいのかを、悩んでいるようにも感じました。
20年そこそこ前にそんな昭和な店を建てたの?
そして、驚きの新事実は、梅ばぁが施設の職員だった事。
梅ばあは、年齢が75歳で、加賀美が来た25年前は50歳ですし、普通に働いていてもいいと思います。加賀美があの施設を出たのが18の時、最低でも12年前。
5歳の加賀美が梅ばあに絵本読んでもらって吸血鬼のせいだと言われて、それを信じたまま大人になったってのは、ギリギリ我慢してもいい。
よく吸血鬼の絵本を読んでもらったといわれてるので、梅ばぁはその後すぐ施設をやめてる訳ではなさそうです。大人になってから、梅ばぁを覚えてて、家に来るくらいですから、1〜2年の浅い記憶ではないと思います。
通常定年であれば60歳ですが、1998年以前であれば55歳定年もあったそうなので、最低でも55歳までは働いたと考えてもいいのかな?と、それで行くと加賀美の記憶や、年齢を考慮しても、最低5年は一緒にいたと考えられると思います。
定年退職後に駄菓子屋を開業したとしたら、うめぼし堂のあの外観は、昭和に寄せて古めかしく建て、わざわざ外に10円とかで遊ぶゲーム機まで置いてても、築20年くらいのものという事なのかなと思うと、やはり違うと思うので、元々梅ばぁの実家が駄菓子屋だったのかなぁ。親が亡くなり家業を継いだ様な状況だったと思うべきなのかなと思います。
出典元:unknown|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)
なぜ疑いすら・・・
そして日本の警察は何をやってんだろうと思わざるを得ないですよね。
1人目の被害者なんて、加賀美の親友で、死んだ日も会っていたのに、疑いもかけなかったのか?
あれだけ盲目的に吸血鬼だから殺していいって言ってる人物なんて、捕まえたら『吸血鬼だから殺したんですよ。』
と、自白して、終わりそうです。そうしたら次々被害者が出ることもなかったと思いませんか?
しかも、ドラマ内にも出てきませんでしたし、こころも加賀美と1人目の被害者が友人と言う接点など知りませんでした。
漣や凛、南十字は、1人目の親友殺害の後、まつりや世々塚と、加賀美の周りの人物が亡くなっていて、確かに彪牙殺害でアイスピック持ったこころが疑われたとしても、この段階ではすでに加賀美が捜査上に上がってこなかったのかなー、知ってて疑ってもいいと思うけどなー
と、ついつい突っ込まないとやってられないんです!
こころも、最初は加賀美の事を信用しすぎでしょ?と思っていました。
相手は6人も殺してて、自分の親友も含め、夫の父親や、夫を父親がわりに育ててくれた恩師まで。
それでも、まだ本当か信じられないという意味が私にはわかりませんでした。
加賀美は確かに有り余るイケメンです。
仕事もずっと一緒にしてきて、自分が辛い時は相談に乗ってもらったりしてきたわけですし。
だからと言って、自分も殺されかけて、それでも信じてる意味がわかりません、むしろ虎松の反応が普通だと思いますよね。
『殺しに行っていい?』なんて聞いている殺人鬼を、ディナーでもてなすって言うのもちょっと驚きでした。
確かにこころと言う人物は、虎松の前に急に彪牙が現れ、虎松がパニックになっていた時も、虎松に、お父さんと今、会ってちゃんと話を聞いてみたら、何かわかるかもしれない。と言っていたので、噂や憶測ではなく、自分の目と耳で確認したいというと言う人だったのでは無いかなと思いました。
こころは、週刊誌の記者なので、なおさらちゃんとした裏どりをして、確認をしたいという気持ちが強かったのかもしれません。
加賀美は身近な人間だったからこそ、ちゃんと本人の口から聞きたかったのだと思います。
虎松も優しいなと思ったのは、怒ってこそいるけれども、こころが言うから仕方なかったとしても、なんだかんだで料理を準備してしまうわけですし、本当に2人ともいい人すぎますよね。
その後真実を知った加賀美が逃げた後も、こころは自分から追いかけていき、自殺を止めたものの、怪力設定がどこに行ったのかわからないレベルで大人しく加賀美に殺されかけてます。
抵抗すらしていないんです。
そんな加賀美は結局こころのことを好きだったから殺すことができなかった。
最後も、こころを殺すつもりはなくて、わざと虎松に打たれようとしてアイスピックを振り上げていたのですよね。
あの状況では撃つしかなくなりますよね。虎松もこころを守るためとは言え発砲した事を、辛いと感じたのでは無いかな?と思います。しかし、父親、友人、恩人を殺した加賀美の事を恨んでも仕方ないはずです。そんな虎松は急所を外して加賀美を打つ事で皆の仇をとり、こころのことも守り、加賀美を殺してしまわないことで、今後も一生をかけて罪を償い反省する時間を与えたことになると思います。
これが、最大の優しさなのだと思います。
回収された伏線はうめぼし堂の火事の時に訪れたのは誰?と言うのが、加賀美だったという事ですね。
あの火事もワザとではなく、加賀美の告白に驚いたことで梅ばぁが倒れそのまま火事になったようですが、あの時には加賀美が犯人だと知っていたのであれば、やはり梅ばぁには警察に相談して欲しかったです。
回収されなかった源治の証言
そして何より私が納得できないのは、宗像さん一家殺害事件です。
一条彪牙の殺害動機は、今頃になって源治が教えてくれた、宗像さんがモンスターペアレントだったという事。まあ、それはいいんです。モンペならモンペでいい。でも、じゃあなんで源治は20年前にそれを言わなかったのか?
そして、彪牙はなんで20年も逃げてて、急に出てきたのか?
他人の助けもなく20年間も逃げ隠れる事が出来るのか?
未解決事件として、凛が追っていた位なのに急に息子の住む町に現れてそれでも捕まらないとか一条彪牙は謎だらけすぎで、きっと何か事情があって、隠れたりしていたんだと思っていたのに、本当にただの殺人犯でした。
家族を守る為、追い詰められた彪牙は正当な判断が出来なくなっていたと考えるべきなのですが、それであればもう少しそこにも触れてもらいたかったなと思います。
結局のところ
おい!日本の警察は何やってるんだー!
って、日本の警察が地底人だから?
南十字さん、大丈夫ですか?
朝のニュースで、伊織が加賀美を庇ったことよりも、その後のニュースで、『春陽町の山間部で新種の蛇がみつかり、近隣の人の話では、古来から〜』ってツチノコ見つかったニュース流してました。
もう、恐ろしいほどのコメディドラマだったのだと思います。
吸血鬼に、地底人、ツチノコ、カッパに、狼男。自分が知らない未知のものでも、本当はいるかもしれないそれは全て
unknownである。
ってかっこよく収めようとしているえーみでした。
unknownの感想考察はこれで最後になりますが、最終話考察・感想もYouTubeで動画も出しているのでそちらもよろしくお願いします。
少し最後がモヤモヤしましたが、最後まで楽しむことが出来ました。
みなさん最後まで見てくれありがとうございました。
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