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【VIVANT】最終話まで連続感想・考察【中編】

ドラマ
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別班饅頭が、早く店舗販売にならないかなーと期待しているえーみです。

考察も4話を迎えていますが、1~4話までの【前編】ブログもあるのでそちらもよろしくお願いします。

5話感想・考察 テントという組織

VIVANT5話が放送され、新しく判明した事実から、テントという組織について考えていきたいと思います。

乃木卓という人物について

乃木の父親、乃木卓は、おそらく、元公安刑事だった事が判明しました。

当時内戦が起きていたバルカ共和国で公安として潜入捜査していたのでは無いかと考えられます。

出典元:日曜劇場『VIVANT』|TBSテレビ

今回のVIVANTでは、野崎が公安刑事として出てきていますが、野崎の場合は、乃木や薫にも自分は公安の刑事である事を告げていて、隠している様子はありません。

野崎が所属している公安の外事4課と言うのは、2021年に外事が3課体制から4課体制に再編されたばかりで、、ロシア・東欧担当の外事1課、中国・東南アジア担当の外事2課、北朝鮮担当の外事3課、そして中東の過激派、国際テロに対応する外事4課といった編成になっているとのことで、作中に出てきている野崎の立ち位置は、テントという国際テロ組織を追うと言う立場で、外事4課なのですね。

さて、乃木の父親が元公安では無いか?と言う事に関してですが、私は元々、別班を疑っていました。

野崎が乃木の事をしらべるために、奥出雲の乃木の伯父の家を尋ねています。

その時の会話の中で、乃木の父親は警察をやめ、農業使節団として、バルカへ渡ったと説明しています。
野崎の『県警ですか?』質問に対し、『警視庁です。』と答えています。

出典元:日曜劇場『VIVANT』|TBSテレビ

ちなみにこの、県警と警視庁の違いは、県警というのが、各県に設置されている警察の事で、東京都にある警察署が、警視庁と呼ばれます。
乃木の父親は、島根県の出身ですが、島根県警ではなく、警視庁で採用をされたと言う事になります。

この警視庁の中に、野崎も勤めている公安が設置されています。

ここからは予想になりますが、テントの成り立ちについてを考えていくにあたり、乃木卓がなぜバルカに向かったのかを考えていきたいと思います。

公安刑事だった乃木卓は、当時内戦が起きようとしていたバルカに潜入捜査する為、表向きは公安をやめた形を取り、農業使節団として家族と共にバルカ共和国へ入国したのではないか?

実際に砂漠で野菜を育てると言った様な団体に属し、現地の人とも触れ合う事で、現地の情報を得ていたのでは無いかと考えられます。

潜入していたバルカ解放組織が活性化し、内戦に巻き込まれて日本の警察に助けを求めたが、助けてもらう事が出来ずに拘束されたのだと思います。

 放置して助けていないのだから、その後助かっていると考えずに、遺体が上がってはいませんが、家族全員死亡したとして日本へ報告が上がったのだと思います。

乃木はこの時に両親から引き離され、バルカ解放組織に連れ去られたあと人身売買に遭い、乞食をしていたところを戦場ジャーナリストに助けてもらい帰国することが出来たとのことでした。

記憶障害で自分が何者なのかわからない状況でしたので、名前も丹後隼人と、引き取った施設でつけてもらったとのことでしたが、今は乃木のことは一旦置いておいて、乃木の父親とテントについて考えていきたいと思います。

出典元:日曜劇場『VIVANT』|TBSテレビ

テントとノゴーン・ベキについて

5話の最後でテントの幹部と思われる人々の会議の様子が出てきていました。

幹部は左右8名ずつの16名と、役所広司さん演じるノゴーン ベキの合わせて17名が映っています。
乃木卓という本名は使わずにノゴーン ベキという名前を使っています。

出典元:日曜劇場『VIVANT』|TBSテレビ

このノゴーンという言葉はモンゴル語で『緑』という意味だそうです。

農業使節団と言っていたことからも、砂漠を緑にすると言った意味も込めてそうつけたのかもしれません。

そして、ベキというのが、古代モンゴル族における族長・首長などの称号。魔術師、シャーマンを意味した語。とのことで、組織のリーダーとしてそう呼ばれているのではないかと思います。

バルカでの会話は全てモンゴル語で行なっていて、ノゴーンも会話はモンゴル語の様です。

会議の際に揃っている人物を見ても、着ている服装などから、基本的にはモンゴル系の様です。バルカのほとんどは仏教徒との事でしたが、アリはイスラム系のモスクに来ていた事を考えるとイスラム教徒の様ですし、他宗教でも受け入れるところで、テントは宗教的な考えを母体にした組織ではなさそうですね。

ちなみに、アディエルの紹介文には、仏教徒と、追記されています。

乃木がアマン建設へ行った時に
『御仏のご加護があらんことを』
と言っています。

ちなみに、キリスト教やイスラム教では、万物の創造主を「神」と呼びます。仏教は、「仏」の教えで、「仏」とはさとりを開かれた人のことを言い、あくまで如来や菩薩は多くの人の生き方を示す手本であると考えられているそうです。

御仏なので、仏教徒ということなのだと思います。

テントのリーダー、ノゴーンベキは島根県出身です。

出典元:日曜劇場『VIVANT』|TBSテレビ

予告で流れていた結婚式の映像から、乃木の両親は神前式をおこなっているとおもわれます。

神道を信仰しているとするならば、自然の中に神が宿ると考えられていて、乃木の父親が緑にこだわっているのでは無いかという事にも繋がりそうです。

そして八百万の神様を認める文化があるからこそ、宗教的思想だけでない部分で組織を統括していると思われます。
その、宗教的では無いと思われる部分に、企業的な側面があるように感じます。

このテントという組織についてですが、今回の会議で、『総収益7億3870万ドル』と話していて、日本円にして1000億以上を稼いでいる事になります。

比較しにくいとは思いますが、日本企業で言えば、JR東日本やJR西日本、鹿島建設などが、営業利益1000億前後の企業になります。

誰しもが聞いたことがありそうな企業名がたくさん出てきます。

テントの報告で総収益と話していることからも、この金額は、売上が1000億ではなく、売り上げから売上原価を引いた金額になっていて、かなりの規模の金額が動いていることは間違いありません。

アリが経営していたGFL社などをフロント企業としてマネーロンダリングをしている可能性もゼロではなさそうです。

今回の乃木が巻き込まれた様な誤送金での資金集めはリスクも高いと思われますが、方向性などに賛同した支援者から寄付を募るくらいではこの規模の金額を集めることも難しいと思いますので、やはり何かしらの資金源があると思われます。

 バルカ国際銀行は丸菱商事から140億の誤送金があった時に、わざわざ現金を持ち出した様に偽装まで行い、ザイールにダイヤモンドを渡しています。しかも、その指示は頭取自らが行っていたと考えてよいと思います。

出典元:日曜劇場『VIVANT』|TBSテレビ

 アマン建設に渡ったと金の流れが外部に漏れない様工作をしていることからも、バルカ国際銀行も実はテントに対して協力体制にあるのでは無いか?という事も考えられます。

 テロ組織というだけであればそこまでの協力を得られるとは考えにくいので、表向きは慈善団体や、企業として活動をしていると言う線が濃い様な気がしています。

ただ、アリがアジトは常に移動をしていると話していたことからも、組織のアジト=企業というわけではなく、母体へ直接つながらない程度のフロント企業をいくつも持っていて、最終的にテントにお金が流れる様になっているという仕組みがすでに出来上がっていそうな収益額だと感じます。

 今回乃木が誤送金で奪われた金額は140億円であることを考えると、組織全体での収益から考えても、決して安くはないと思いますが、5話予告で、二宮さんが、『金はどこだ!』と話している様子があり、ザイール自爆の際にダイヤの行方が不明になっている可能性もあるのかなと思います。

今後の展開予想についてですが、テントの主要メンバーと思われる、林泰文さんや吉原光夫さんなどもテントの会議映像に出てきているので、テントの構成メンバーなどについても明らかになってきそうです。

その中で実際にテントという組織が何を目的として活動しているのかなどが判明すると思います。

しかし、テントという組織が大きくなってしまっている以上、乃木が父親を見つけ出し、直接対決をしたところでテロを止められるとは思えません。

テロ組織を根本から活動できなくするためには、やはり活動に対する資金源を断つ必要があり、どういうふうにテントを追い詰めるのかも考えていく必要があるけど、流石に長台詞の締めに『倍返しだ!』とか言って締めたら面白いのになーと思っているえーみでした。

今回の考察は以上ですが、YouTubeでも動画配信しているのでそちらもよろしくお願いします。

第5話考察・Fの正体とは

VIVANTを見ているとやたら遠くに行きたい欲が上がって大変なえーみです。

Fの正体についての考察をしましたが、第6話でF誕生の秘密について分かるとの事なので、Fの正体について、考察第二弾をお届けしたいと思います。

野崎が乃木を調べるために話を聞いた、日本で受け入れ先となった丹後つばさ園の先生の発言から乃木の過去が判明しました。

出典元:日曜劇場『VIVANT』|TBSテレビ

乃木は3歳の時に、バルカ解放組織に拉致されたあと人身売買により、乞食をしていた時に、戦場ジャーナリストに助け出され、日本に帰国する事が出来ています。

前回の私のFはこうして生まれた考察では、バルカ解放組織に拉致された乃木がトラウマにより解離性同一症になり、そのまま工作員として育てられた。

そして、Fという呼び名はその工作員としての呼び名だったのでは無いか?
と考察していました。

そもそも、人身売買をされていた事と、サバイバル能力の高さは工作員として育てられたのではなく、別班だったというところで、考察はガッツリ外していたのですが、F誕生の秘密とされているのは、乃木が日本に帰国した時にはすでに1人でブツブツ言っていたと、先生が発言していたことからも、おそらく幼少期のトラウマによる解離性同一症でFが生まれたという事でいいのでは無いか?と思っています。

そしてFと言う呼び名に関しては、以前の考察の中で、別班の生みの親である藤原岩市のF機関からFと言う考察もしていました。

今回は記憶障害で乃木憂助とわかる前に、施設で付けられた丹後隼人と言う名前の隼という字が、ハヤブサと読めることから、英語でファルコンのFとつけられたのではないか?という事で仮定して、調べていくと、このファルコンという言葉がテロ組織に関わってくる重要なワードである事が判明しました。

出典元:日曜劇場『VIVANT』|TBSテレビ

実は、イラクの国家諜報機関の名前がファルコンと言い、テロとの戦いの最前線で活躍する最重要組織だと言われています。

残虐な暴力行為で恐れられたIS(いわゆる「イスラム国」)にスパイを送り込み、爆弾テロや自爆テロを未然に防いだり、イスラム国が占拠していた都市を次々と解放させ、最高指導者アブバクル・バグダディの居場所を追跡したりとイスラム国を弱体化させたと言われている組織なんです。

VIVANTの中で出てくる組織、別班によく似ていると思いませんか?
世界各国、無数に諜報機関が設置されています。

諜報機関と言っても、スパイ活動を行うことがそもそもの目的というわけではなく、国家の安全保障における他国の情報の収集や分析を行っている様です。あくまでその中にスパイ活動が含まれている事があると考えてもらえるといいと思います。

それでいくと私たちの普段の生活の中にすら、本当にスパイが潜入しているかもしれないですよね。

そして、おそらく世界的に1番有名な諜報機関と言えば、作中にも登場していて、乃木の高校からの友人、サムがいる、CIAです。

CIAはアメリカで最初に発足された国際機関で、Central  Intelligence Agencyの頭文字でCIAと呼ばれています。

5話では、乃木の素性も徐々に明らかになり、military high schoolに在籍していた事が判明しましたね。

主席で卒業出来るほどの成績優秀者であった事もわかり、おっちょこちょいの様に見える乃木は、あくまで相手を油断させるためにわざと行っている、ビジネスおっちょこちょいだったと言うことなのでしょうか?

憂助とFの使い分け

ここにきて、本来ならマイナスとなりそうな、多重人格である"F"と"憂助"と言う二つの人格が功を奏して上手く立ち回れている様にも感じます。

本来嘘をつくとなるとどこかに綻びが出ると思います。

しかし、乃木の場合は
"F"と"憂助"と言う別々の人格のおかげで、疑われにくくなっているのだと思います。

1話目で野崎が盗聴器を取り付けたりと乃木を疑い見張っていた時には、その盗聴器に気付いている素振りもなく、会話を盗聴させ、本当に必要な会話については聴かせ無いように外へ出て会話をしていました。

そこに何かを隠している様子もなく、野崎には盗聴器にも気づいていないと思わせていました。

一緒に逃亡をしている間も、人間味臭く決して完璧では無い乃木憂助という人物で、野崎を油断させていたことを考えると、乃木の立ち振る舞いは多重人格でなければ、身元をバラさずに上手く乗り切ることは出来無かったと考えられます。

乃木はアマン建設でザイールの自爆テロに対して、銃を撃っていましたが、あの銃は現地の警察のもので、自分が射撃をしても警察の拳銃なので自分が使ったとバレないように綿密な計算をしていて、用意周到でした。実は野崎が来ていなくても助かっていたと思うと、物語前半の見え方が大きく変わってくると思います。

出典元:日曜劇場『VIVANT』|TBSテレビ

野崎のカメラが見つかったことで、乃木が銃を使っていた事が判明しました。

今回のような物的証拠がなければ、完璧では無い乃木を無条件で『別班』として無条件で疑うことも、ほぼ無かったと思われます。

乃木の正体を分かりづらくしている、ビジネスおっちょこちょいは、多重人格の賜物とでも言った方が良さそうです。

そして、3話目で薫が死の砂漠でラクダから落ちて探しに行った時に、重要な伏線が隠されていました。

それは"F"と"憂助"の会話にありました。

『お前が死んだら元も子も無いんだ、俺たちにはやる事があるんじゃ無いのかよ』

この会話は、俺たちと会話をしていること、この段階で、乃木は別班などの工作員である事、そしておそらく父親がテントのリーダーなのでは無いか?という秘密にも到達しており、どちらもやることとして目標が一つでは無い事を表していたのだと思います。

そもそも別班である前に、乃木憂助としての出生の秘密と家族に対する思い。
そう言った事が表れていると思うところがもう一つあります。

別班とのやり取りの話

乃木が毎日通うと言っている神田明神についてです。

神田明神の祠がピックアップされています。祠でのやり取りは今のところまだわかりませんが、

布多天神社で、牛の前にお饅頭を置き、別班の司令、櫻井里美と連絡をとっているシーンがありました。

出典元:日曜劇場『VIVANT』|TBSテレビ

現在では携帯電話などですぐに連絡がつく代わりに、やり取りをした情報が残ってしまう。

古典的ではありますが、この方法は現代社会だからこそ有効に機能していると思います。
神田明神の祠でも同じようにやり取りをしていた可能性があります。

そして私が気になっている、乃木が毎日通うという神田明神について祀っている神様の話をしたいと思います。

出典元:日曜劇場『VIVANT』|TBSテレビ

乃木の家には神棚にこの神田明神のお札が奉納してありました。

神田明神は大己貴命(おおなむちのみこと)を祀っています。この大己貴命(おおなむちのみこと)には大国主命(おおくにぬしのみこと)という別名があり、島根県・出雲大社のご祭神と一緒です。

乃木のルーツである出雲大社と一緒の神様を祀っているのです。

ただ、それだけではなく、その昔、現在の神田明神が建っている場所には「神田(みた)」といわれる伊勢神宮に奉納するための米を作るための田んぼがあったといわれていて、伊勢神宮のお札を販売している伊勢系の神社なんです。

伊勢神宮は、天照大御神を祀っている神社です。

凄く簡単に説明すると天照大神と大国主は神話のなかで揉めていて、大国主が豊かな国を作ったのですが、そこは天照大神が、その土地は私が収めるべき土地だから、その土地を譲りなさいといい、色々あって国を譲る代わりに神殿をつくって欲しいと言って出来たのが出雲大社と言われています。

大分端折りましたが祀っている神様の神話から、出雲大社と伊勢神宮は深い関係がありそうですが、全く異なる神社なのです。

何が言いたいのかと言うと神田明神は、その出雲大社と同じ大国主を祀っているが伊勢系の神社という、全く異なる2面生を持ち合わせた神社と読み解く事も出来ます。

ここが乃木憂助という人物像が重なるような気がしています。

VIVANTでは、必ず物事のソースやバックボーンがしっかり設定されていると感じていて、2面性の単純な説明と言うより、人としての"F"と"憂助"という2つの人格は

こういった側面も持ち合わせているのでは無いか?

そして、常に出てきている日本の古き良き文化を見た目だけで使っているとは考えにくく、乃木は山本を自殺に見せかけて殺害した時のセリフに『この美しき我が国を汚すものは何人たりとも許さない、命に従いお前を排除する』
と話しており、『美しき我が国』と言う点で、まだ他にも日本の美しい景色などが登場するでしょうし、この『命』が何を意味するのか?別班の事なのか?
深く考察を続けていかないといけないなーと感じているえーみでした。

今回の感想・考察は以上ですがYouTubeでも動画で出しているのでそちらもよろしくお願いします♪

第6話考察・戦場ジャーナリストは誰だ?!

ロケ地仏閣巡りで考察力の向上をお願いしてきたえーみです。
とにかく暑かったですが、どこもすごく良かったですよ。

そんな今回の動画は、ロケ地巡りツアーではなく、乃木が助けられた戦場ジャーナリストの飯田が誰なのか?予想をしていこうと思います。

現段階でわかっている事は、バルカで人身売買をされた乃木が、奴隷として乞食をさせられていた時に、乃木を助け日本に連れ戻した、戦場ジャーナリストの飯田と言う人物がいる。
と言う事です。

乃木の年齢と経歴から、乃木が両親と引き離されてから、施設に引き取られて小学校の入学期間は、1984年〜1987年の4年間です。

この間に人身売買をされ乞食になり、飯田に救出され、日本へ帰国といったことが入ってきます。

ここで、飯田という人物は今のところ回想シーンにも出てきておらず、どんな人物かわかっていません。
飯田を今後登場させるかどうかはわかりませんが、飯田が誰なのか?について候補を立てて考えてみました。

飯田候補その1 馬場徹さん

単純に相関図に載っていて、まだ登場していない人物であるというのが候補理由です。

まだ、役名が載っていない役者さんの中でストーリーそのものにも登場していないのは、馬場徹さんだけになりました。

この後に今までのストーリーと関係ない人物として登場するとは考えにくいというのが一つと、出て来るとするならば回想シーンになると思いますので、年齢設定は分かりませんがジャーナリストとして世界を飛び回っていて、しかも戦場へわざわざ向かい、乃木を助けた時もウラジオストックまで陸路で移動し、その後舞鶴へフェリーで渡っています。

当時の体力的なものを考えると、あまり年配の方ではなさそうだからです。

このジャーナリストの飯田という人物について気になっている事があります。

私が以前Fの正体考察の第二弾動画を出した時に、Fの知識は助けられた後に、飯田から聞いた話をしているのでは?というコメントを頂いていたのですが、私も本来なら小学生が知り得ない情報だから、きっと大人の入れ知恵があったはずだと考えていたので、飯田と言う人物が登場した事で、乃木にそのことを伝えた大人が、飯田なのではと感じました。

乃木は強いストレスから記憶障害になっています。

これまで飯田の事があまり出てこなかったのは、人身売買で奴隷にされていた頃の記憶自体を思い出したく無いからというのも十分に考えられます。

飯田との会話でその当時は理解できなかった事を別人格のFが現れた事で、客観的に考え理解する事ができたのでは無いか?と考えました。

ここは私の憶測になりますが、助けられた頃の乃木は人の事を信用できたとは到底思えないので、心も閉ざしていたと思います。

頭が良かったからこそ、どこか遠くで聞こえていた声をなんとなく覚えていて、それを思い出す事ができたのだと思います。

回想シーンで出てくる3歳の頃の記憶なんて、ほとんどの人が持ち合わせていないと思います。ただ、気になるのは、自分の意思で内戦地域に来たわけでも無く、なすすべなく奴隷となった子どもに、戦場ジャーナリストとして戦地をどびまわっていて、とっさに子どもを助ける様な人が、『生きるために強くなれ』
『自分の身を自分で守るために勉強をしろ』というくらいまでなら理解できると思うのですが、強くなる事の延長線上に、
『アメリカにミリタリースクールと言う、軍事訓練も受けられる学校がある』という様な事を、人を助ける様な優しい人が、小学生にもなっていない子ども相手に、辛い思いをした紛争を連想させる様なことを言うのだろうか?というところに疑問を感じています。

世界にはもっと大変な境遇の子たちがいて、そんな子たちがどう言うふうに生き延びているのか?など、帰りの道中で話したのかもしれません。

戦場ジャーナリストだからこそ、世界の真実と強くなるための方法を教えたという事なのでしょうか?
その辺りの謎が解決できないとモヤモヤが残りそうです。

そして、今回候補がもう1人います。

第2候補・丸菱商事の長野専務

なぜ長野なのか?

それは、長野の空白の2年間が、乃木が助けられたと言われている時期と合致するんです。

一度は別班でも、黒幕でも無いと判断していたのですが、ここに来て一気に候補として躍り出てきました!
長野が防衛大学を卒業したのが1985年3月、一橋大学の大学院へ入ったのが1987年4月乃木が行方不明になっていたであろう期間は、1984年〜1987年の4年間です。

出典元:日曜劇場『VIVANT』|TBSテレビ

なんと空白の2年間とガッツリ合致します。

そして、もうひとつ長野が怪しいと感じた理由に、太田がテントのデータをハッキングをした後にパスワードを設定し、自殺しようとした場面で、本当に国防と言うならば、証拠を見せて欲しいと話をしています。

乃木が山本を自殺に見せかけて殺害した一部始終を確認させた後に、太田がナイフを乃木に渡し『訓練したんでしょ?』と言っています。

確かに太田は天才ハッカーで色々な組織の情報を知っているかもしれませんが、乃木と黒須が国防の為と言っているだけで、どういう組織なのかについては話していないのに、訓練をしていると言う事実を知っている事に違和感を感じました。

太田が長野と親しい関係にある事を考えると、本当は別班と言う組織がテントを追っていて、その別班は軍事訓練も行っているスペシャリストの集まりであるという事を知っていたのでは無いか?と感じました。

ナイフ技を見て驚いた風ではありましたが、訓練を実際にうけている乃木と黒須に対してそれ以上の追及もせず受け入れていました。
その後疑わず、別班という組織を受け入れるのが早すぎるように感じたことから、私が立てた仮説は

『長野はやはり別班で、身分を偽装をして、戦場ジャーナリストの飯田になりすまし、バルカに潜入。そこで、乃木を見つけ人命救助として日本に連れ帰った。』

Fがミリタリースクールの事などを知っていた理由は、まだ子どもではありましたが、乃木が戦争の辛さを知っているからこそ、将来的には日本を守り助ける立場になれる様にと、自分の身は自分で守り、強くなり、そのためにはたくさん勉強をして、ミリタリースクールなどには入り軍事訓練を受けて、自分や大切な人を守れる人になったらどうだ?と教えたのでは無いか?

しかし、その当時の乃木はトラウマから記憶障害になっていて、長野の顔も話も何も覚えていなかったのでは無いか?

そして現れたFが、乃木にそのことを伝え、いつのまにか目指していたという様なことでは無いかなと予想しました。

長野がもし飯田だったとして、自分が助け連れ帰ってきた丹後隼人と乃木憂助が同一人物という事は知らないと思いますし、別班は秘密裏の組織なので、一緒の任務に当たらなければ、他のメンバーの存在を知らない事も考えられ、乃木が別班である事を知らなかったからこそ、誤送金問題の時に、前のめりに話をきいていたという事もあるのかなと感じています。

出典元:日曜劇場『VIVANT』|TBSテレビ

良い年して若手女子社員と不倫しちゃう様な人物ですが、良い人らしいので長野の動向には今後も注目したいと思ったえーみでした。

今回の動画は以上ですが、YouTubeでも出しているので、そちらもよろしくお願いします♪

第6話考察・テント組織の真実

6話が放送されて、テントがかなりの悪徳組織の様でビビっているえーみです。

VIVANTで、謎の組織とされてきたテントは、乃木の父親がリーダーである事や、丸菱商事以外にも誤送金で収益を得ていたことが判明しました。

そんな中、誤送金で得た金の一部を着服していたとして、幹部と思われる男性が、会議の場で粛清されました。

『我々の資金が何のために世界から集められているのかどうして理解できない、私腹を肥やすなど言語道断だ!』と、リーダー自らが手を下し、刀で切ると言う時代錯誤とも思えるかなりの独裁的な恐怖による支配をしている様でした。

テロ組織としての目的は、あくまで自分のためではなく、社会の為と言う、何か、大義名分があるとのだろうと思いますが、6話でもテントによるテロの映像が出ており、母親と離れ離れになった子どもが泣く姿が放送されていたりと、思ったより残忍な組織だと思います。

大きな願いを叶える為には、多少の犠牲は厭わないといった考えでしょうか?

そしてテントについてもう一つ気になることといえば、やはり二宮さんの立ち位置ですよね。

ノコルについて

今回の放送を見た感じ、会議中の立ち振る舞いなど組織内で力関係は2番手なのだと思います。

7話の予告ですでに『ついに”宿命の兄弟”の対峙』とあり、1話目でベキの事を『父さん』と呼んでいたことからも、乃木と兄弟という関係にあるのかも知れません。

乃木に兄弟がいるのか?を考えたとき、過去の乃木の回想シーンは2種類流れます。

赤ちゃんがあやされているシーンと、トラウマになっている、バルカ解放組織に捕らえられた時の映像です。捕らえられた乃木が拉致され、人身売買をされた事を考えると、捕らえられた映像の方が時系列的には後になると思います。

乃木が連れ去られ、追いかけた母親が銃撃されて、父親は拘束をされていました。この時に乃木よりも小さい子や赤ちゃんが映っている様子は無く、逃げ回っているような状況で他の人物に子どもを預けていたとは考えにくい事からも、実際に兄弟がいたとは考えられません。

それに加え、1話目で、ジャミーンのことを我々で引き取ると話していたことを考えると、二宮さんが内戦で両親を亡くしたり、人身売買されかけていたところを、ベキが子どもとして引き取り育てた。
という事も考えられると思います。

私は直接見れなかったのですが、VIVANT公式HPの二宮さんの所にフライングで少しの間役名と紹介文が出ていたそうです。
名前は『ノコル』だそうで、ノコル (モンゴル語: Nökör, 中国語: 伴當)とは中世 モンゴル において「僚友」を意味した言葉。 本来的な意味は僚友/友人であったが、 モンゴル帝国 の建国期には「領主個人に忠誠を誓う家臣」といったニュアンスで用いられた。
とのことです。

そして紹介文にも『右腕』と書かれていたとの事。

家臣として仕えていて、本当の意味での親子ではなさそうな事と、『右腕』というだけあって2番手である事は間違いなさそうです。

テントとは

そして組織名になっている”テント”と言う言葉ですが、モンゴルでテントと言うと、ゲルと言われる、モンゴル高原に住んでいる遊牧民が使用している伝統的な移動式住居のことを言います。家族で移動しながら生活を共にすると言う点で、このテントという組織の意味合いに繋がった気がしました。

その内容として、アリが説明していた、アジトは常に移動していると言う内容と、ザイールが自爆するときには「家族を守るためにはこうするしかない」と言っていた、この家族と言うのがテントそのものの事だったのでは無いか?と感じました。

ザイールが自爆を選んだ時に何をもって家族と言っているのか?ずっと引っかかっていたのですが、組織は大きな家族であると言う意味合いなのだと考えると、腑に落ちた気がします。

5話まで特に情報もないのに、テントと言う組織はテロ組織とはいえ、私は勝手なイメージでひどく悪い組織では無い気がしていました。

その要因の一つとして、ドラマ開始前のティーザーで流れていた役所広司さんの画像にミスリードされていたのでは無いか?と感じました。
そこには正義の文字が書かれています。

この文字があるからこそ、ノゴーン・ベキという人物像が全く絞りきれていませんでした。

ベキは自分の正義に忠実だからこそ、テントはテロ組織にまで成長をしているんですよね。

公安として潜入捜査中に家族を失った乃木卓は、自分の子どものように人身売買され、奴隷になる様な子どもを助けるため、子どもの貧困をなくす為にテントを立ち上げたのでは無いか?

やり方は多少強引でも、資金は、金を余るほど持っている様な企業から詐取していて、テントがテロを起こしている国は、闇で人身売買を行っている様な国をターゲットにしているのでは無いか?と考えました。

しかし最後の標的は日本と話している事で、そもそもの目的が何なのか?が分かりにくくなっているのだと思います。

日本は人身売買が行われている様な国では無いですが、子どもの隠れ貧困など問題も多い国です。ただ、それだけでは無いと思っていて、テロの最後の標的が日本であると、”最後”と言うのを強調している事にも理由があると思います。

テントのモニターだった山本が、ブルーウォーカーの正体を調べたのは組織の情報部隊だったと、話していました。

組織の情報部隊は、自分たちの居場所がわからないように、アプリを利用して、メッセージ送信して居たり、各国の諜報機関がどんなに調べても、複数のサーバーを経由させ外部からの侵入を防いでいたことを考えると、かなりの高度技術を持ち合わせていると考えられます。

そんな情報部隊があるのに、ベキの息子である乃木憂助という人物がその後どうなったのか?を調べていないとは思えません。

ベキは実際に奴隷として人身売買をされた組織へ助けに行ったかもしれませんし、日本人と言うだけでも目立つであろう戦場ジャーナリストが、奴隷にされていた日本人の子どもを連れ戻したと言う情報が耳に入っていないはずは無いと思います。

そこから、その後どうなったのかを調べて乃木憂助に辿りつき、そして別班である事を突き止め、既に知っていた可能性もあるのではないかと思います。

知っていたのでは無いか?と思った理由は、ザイールが「お前がヴィヴァンか?」と乃木に聞いていたからです。

そもそも別班自体が秘密裏に動いている組織のはずですし、他の組織も沢山テントを追っているハズです。実際に公安も追っていた訳なので、日本人がやってきただけで、「お前がヴィヴァンか?」と質問すること自体に違和感を感じました。

事前に情報として、ベキから、日本から別班が追ってくるかもしれないと聞いていた可能性があると思います。

ベキは自分の息子が助け出された後に丹後隼人として生活をし、それから乃木憂助と名前が変わった事も知っていて、テントのマークと家紋が一緒である事にも気付いているのでは無いか?

そして必ず息子は自分の元に辿りつくだろうと考えていると思います。

自分が正しいと思いやってきた行動はそれでもテロ行為であり、認められるものではありません。世界中の不幸な子どもを救いたいと思っているが、テロ行為では根本的解決に繋がっていないもどかしさなどもあると思います。

テントが最終的に日本を標的にした理由は、自分の行いが本当は間違っている事に気付いているベキが、別班として日本の国を守っている息子にテントそのものを止めてもらいたいと考えているからなのでは無いか?と考えました。

乃木も、テント自体が自分の為に出来た組織である可能性に気付き、そのすべてを背負い自分の手で終わらせることが、父親の希望であると感じるのでは無いでしょうか?

最終的には本当の親子愛が分かる事で、殺せないと考えるのでは無く、そこに愛があるからこそ自分の手で終わらせる必要があると言った形で、親子対決が解決に向かい終焉を迎えると言う最終回予想になりました。

まだ6話でこれまでも、展開が早く世界規模で物語が進んでいる事からも、最終回予想をするには少し早いかな?と思いますが、やはり物語の最後は乃木vsベキだと思うので、今後の展開に期待しつつ、全力でVIVANTを楽しみたいと思っているえーみでした。

次回更新をお待ちください♪

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