100万回言えばよかったも、もう最終回まであと少し!というところまで来ましたね。
いつまでも一緒にいてほしいと願う、悠依と直木ですが、やはり幽霊なので、このままと言う訳には行きませんよね。今回は幽霊の成仏の条件と、直木がどうなるのかの最終回予想をしていきたいと思います。
最終回予想その1・幽霊として成仏してしまうパターン
7話までに原田弥生が自分の心残りだと思っていた、ソンハヨンに旦那さんの事故の事を謝罪しましたが、それでもまだ納得が行かずに、成仏することはできませんでした。
8話で、ソンハヨンが言いたいことがあったといっていた、ソンハヨン側の心残りを解消したいと思い、ウジンさんに似ている譲に再度協力をお願いしていました。
もともと脳のお医者さんであるソンハヨンは幽霊の存在を信じていないので、どういう風に表現するのだろう?とおもっていましたが、悠依とお酒の力を借りて、夢の中で幻覚を見ているような状態で、ウジンさんに死ぬ前に伝えたかった事を言うという、それは本人納得せんだろ?と思う恐ろしい茶番劇を繰り広げているなとおもったのですが、このシーンに大事なヒントが隠されていたようです。
幽霊が成仏する条件の中に、この生きている側の心残りを解消する事の方が、自分の心残りや思い残しを解消するより大切な事だったのかもしれないと言う事です。
では、今回同じ幽霊役として出ている樋口は何故成仏していないのか?
という点で、そもそも心残りが何なのかもわかっていないので、成仏する道筋がまだ見えていないという事。
そして直木の心残りは、自分の死の真相を知る事よりも、一人にしてしまった悠依に対して幸せになってほしい、これからの人生を前向きに自分の為に生きてほしいという、残された相手に対する思い残しがあるので成仏できずに、現世にとどまっているという所です。
幽霊の中で、生き返りの話や、乗り移りの話も出てきていましたが、ひとつづつ考えていきたいと思います。
今回思い残しを解消した原田弥生は、思い残しが亡くなった瞬間から消えかけていました。
最後にまるで人間の様に現れて、ソンハヨンと、会話をして消えていきましたが、この部分はきっと条件があるとかいう話ではなく、本当に消えるときのみ一度姿を表す事が出来る。
というような設定になっているのではないでしょうか?
最終回で悠依と直木がどうなるのか?と言う事に論点を置いて考えていきたいと思います。
私が思う直木と悠依のラストは、本当の意味で直木の死の真相が判り、直木は生き返る事を望まず、体を使って乗り移ったりとか他人としての人生を生きることよりも、悠依の幸せを願い、自分の思いのたけを全て話し、悠依に生きてほしいと伝えて、それに対して悠依はそれに答え前向きに人生を歩こうと、直木に自分の思っている事、ちゃんと伝えたかった想いを伝え、直木が成仏して消える。
というものです。
これが一番スタンダードな形でのエンディングになると思います。
両者の思い残しが無くなって消えるというパターンですね。
今回既にこの思い残しがなくなるというパターンで原田弥生が成仏しているので、一番可能性が高いのではないでしょうか?
その2・直木が他の人の体を使い生き返るパターン
さて、この考察が一番難しいと思うのですが、現在ドラマの中での情報として、相性がぴったりの体がある場合は生き返ることが出来るというものです。
今回何度も繰り返し出ている、譲との相性の話です。
譲の実家はお寺です。他の家族は幽霊が普通に見えているような家系で、今回の直木との相性がドンぴしゃだったため、命の危険もあると言われていました。
直木が3回乗り移ると命を落とすと言われていて、既に2回ほど、乗り移って悠依と会話をしています。
このリーチの状況でも、必要だと判断した時には、譲はきっと直木に乗り移る事を許すと思うので、そうなった時に譲の命がなくなり、そのまま直木が乗り移り生き返るというものです。
譲も悠依に惹かれている事を考慮すると全くないとは言えませんが、これだと、直木が納得しないのではないかと思います。
悠依も直木を好きな気持ちに変わりはないですが、譲の事も信用しているので、直木と一緒にいたいという
自分のわがままで、譲の体を使って直木に生き返ってもらうのは、本望じゃない気がします。
そして譲ではない体に乗り移るパターンは一番あり得ないので、考察をしてみたものの、このエンディングにはむりがありそうですよね。
その3・100万回生きた猫のエンディングと同じ
100万回生きたねこ、読んだことありますか?
飼い主が何度も変わりながら、100万回生き返ってきた猫が、初めて自分以外を好きになり、最後は生き返らなくなるって、お話しです。
結構、かいつまみましたが、途中悠依がこの絵本が好きだと言って、何度か、物語の中に出てくるんです。
なので、この100万回生きたねこの本が最大の伏線になっているパターンを考えてみました。
直木が幽霊になってすぐ、譲に直木がお願いして悠依に存在を信じてもらえるように話した時の内容も、
『あなたは白い猫だ』
って言っています!っと譲が悠依に言ったシーンがありました。
子ども食堂でも悠依が絵本を読んであげるシーンも出てきていている事、そしてタイトルにもわざわざ、100万回と言う言葉を使っているので、これを外したら、怒られそうです。
この絵本は読んだ時の年齢や、環境などにもよって、解釈がすごく変わってくるので、一概になぞらえるわけにはいかないのですが、
ただ、本当に絵本にあわせるとなると、最終的に悠依も死んでしまうことになるんですよね。
100万回生きたねこは、最愛の白い猫を無くした猫は、泣き続けてそのまま死んでしまうから。
それで行くと、白い猫が死んだ事で、本当に大切なものに気付き、今まで自分が死んだ時に、飼い主が泣く意味すら知らなかった猫が、愛する事、そして今までに自分がたくさん愛されていたことを知り、愛する人のそばにずっといたいと思い、生き返らずに、あっちの世界に行く。
ということで、わかりにくくなってしまいましたが、この、絵本に合わせるパターンであれば、直木は消えてしまい。悠依が死んだ後に、あっちの世界で仲良く暮らす。
元々ファンタジー色の強いこの作品の中では、ありそうなエンディングですよね。
全部無視して本気で最終回考察
ここからは、勝手に私がこうなるだろうって思ってる、希望的観測の最終回予想です!
直木は全ての真相が明らかになって、これからの人生も悠依には生きてほしいと願い、消えてしまいまいます。
残された悠依は、一生懸命に生きることを心に誓い、一歩を踏み出します。
その一歩とは、勝さんの家の跡地を子どもの居場所にするプロジェクトを、悠依が引き継ぐこと。
直木を殺した英介は憎いけど、
『子どもには罪はない』
この言葉は今まで自分も小さい時に勝さんに出会い、勝さんにしてもらったように、誰かを笑顔にしたい。家族や人の温かさを教えてあげい。
莉桜がずっと助けてくれたように、子どもたちが「あっち側」に行かなくて済むように、支援をしていきたい。
おいしいものを食べ、安心して眠れるように。
みんなの思いを繋ぎながら、子どもたちと一緒に、自分の命が続く限り、たくさんの笑顔と思い出を作りながら過ごす。
人生を一生懸命全うして、みんなに惜しまれつつ亡くなってしまう。
死んだ後は直木が笑顔で迎えてくれて、あの世で2人でいつまでも仲良く暮らすのでした。
以上が私のこうなったら一番良いなと思う最終回予想です!
個人的には、直木が消えるのは悲しいですが、最後まで悠依には笑いながら生活をしてほしいし、幸せになって欲しいですよね。子どもたちが楽しく過ごせるそんな描写が出てきてくれたら良いなと思います。
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